先日、浜松「ひとつ屋根の家」のお引き渡しが終わり、
ひとまず息子さん家族のお引越しが完了しました。
お引越しの晩、新居にお招きいただき
楽しいひと時を過ごしました。
Aさんありがとうございます!
その「ひとつ屋根の家」、
2回に分けて完成の様子をアップしたいと思います。
【親世帯・土間リビング】
土間リビングと名付けたスペース
玄関から続きの間であるこのスペースは
大きな玄関のように見え、
時に応接室になったり
普段はお父さんの読書スペースになります。
力強い太鼓梁と漆をかけたパネルの朱い壁が
❝いらっしゃいませ❞の顔をつくります。
【漆パネル】
今回一番チャレンジングだった仕上げ。
和紙張りのシナベニヤに漆をかけています。
小松の漆作家、沢田欣也さんにお願いしました。
以前、欣也さんに小さなサンプルを見せていただき
それがとても美しかったので
是非建築でも使ってみたいとお願いしたのです。
ただ、実際やってみると環境によって見せる表情がまったく異なり
なかなか苦労しました・・・(^^;
印象的でありながら上品な仕上げ、
ハレの場に相応しい仕上げになったと思います。
【親世帯・茶の間】
ご両親のくつろぎの場は8畳のダイニング。
コンパクトですが南東の角、
一番居心地のいい場所に確保しました。
大工さんが丁寧に貼ってくださった
杉板の天井が美しいです。
【和室】
唯一の共有スペース。
天井には柿渋和紙を貼っています。
【外観】
親世帯の玄関アプローチ
既存の御影延石と鉄平石を組み合わせて階段をつくっています。
(②へ続く)