2017年7月23日日曜日

暑中お見舞い

知り合いの方から自家製の「クコ酒」と「マタタビ酒」を頂きました。





実は1年ほど前から原因不明のアレルギーで顔の肌荒れがすっきり治らないのです。

それで、「もしかして効くかもよ」とわざわざ送って頂いたというわけ。



顔の湿疹、赤味は見た目は派手ですが痛くも痒くもなく、

「いつか治るさ!」と本人は気楽に構えています。

正直に言えば昔のツルツルお肌に戻りたいですが、

肌荒れをきっかけに、

食べるもの、触れるものにも少し意識を向けるようになり

こういう優しいお心遣いに触れる機会も一度や二度ではありません。

怪我の功名、

学びのあることだな、と気持ちが軽くなります。

ありがたいことですね。



さて、今晩からこの薬膳酒をナイトキャップに体調を整え

元気に暑い夏を乗り越えたいと思います!









2017年7月22日土曜日

高橋節郎館@豊田市美術館

お仕事で木造の住宅設計と少し方向性の違うことに取り組む。

そのためにアタマの中にいつもと違う風を吹きこみたいな、と思いました。

少し遠出をしたい気持ちもあって豊田市美術館で開催されている奈良美智展へ行ってみることに。

電車に乗って、初めての街へ行くのはなんとも楽しい。





ところが、美術館も展示も今の私には思いのほか響かず・・・


空振りだったかな、と意気消沈して帰りかけた時、

別館である高橋節郎館が目に留まりました。

せっかくだから、と入ったこの別館が大当たり。







お庭の展示を眺めるギャラリーが秀逸で、素晴らしく居心地が良かったです。

設計者である谷口吉生さんの得意とする上品で静けさと清潔感、厚みを感じる空間。

来てよかったと思える時間でした。





他にも敷地内には谷口吉生さん設計のお茶室、立派な庭園があり

目を養うことができました。



気づけば、結局好きだと思うところへ吸い寄せられていった感じ。

あまり新しい風は吹きこめなかったけれど、すてきな空間体験でした。


















2017年7月19日水曜日

【学文殿町の家】砂壁を落とす

学文殿町の家のDIYは亀のスピードで進んでいます。

昨日は床の間の砂壁を落とす作業。



14:00スタート



15:00


17:00

こういう単調作業は面積を区切りながら進めるとペースが掴みやすいです。

黙々と壁に向かって4時間半で完了。





先日京都の左官職人佐藤ひろゆき氏が

左官壁の魅力は「肌合い」だとおっしゃっていました。

土壁と向き合っているとその意味がよく分かります。

時間の経過で変わる陽ざしの角度、向きで

土壁の表情は刻々と変わります。

仕上げを取った下地壁(中塗り壁)でもなんだか美しい。

もうこのまま仕上げにしてしまおうかしら

なんて思うひと時でした。


2017年7月17日月曜日

【学文殿町の家】植栽工事

学文殿町の家もいよいよ植栽工事が完了しました。

内装のDIY工事が残っているので完成はまだ先ですがひとまず外観は整った感じです。



(道路から玄関へのアプローチ)

紅葉(コバノウチワカエデ)がきれいなアーチをつくり玄関へと優しく迎えてくれます。

苔を敷いたアプローチもしっとりと、既存の鉄平石との相性もいいですね。




(道路面にも限られた小さなスペースですが緑を)


お庭をお願いしたMさんには特にこちらからリクエストはお伝えしませんでした。

これまで手がけられたお庭を拝見し、お話を伺い、「全てお任せしよう」と思ったから。

なんだか前面的にお任せしようと思わせるオーラがあるんですよね。Mさん。


お花も白と青をベースに季節ごとに咲くものを取り入れてくださっています。

実は花物にあまり興味が無かったのですが・・・今回道行くひとに楽しんでもらえたらいいな、という気持ちもあり挑戦。

これから少しづつ楽しんでみたいと思います。





(BEFORE)

高いモルタルの塀に閉ざされた頃と比べると、街並みに緑があふれ、印象も良くなったように思います。

この道は小中高生の通学路なので、子供たちにも季節ごとの草花を見てもらえたら嬉しいな。